Date: 3月 11th, 2024
Cate: audio wednesday
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audio wednesday (next decade) – 第三夜・Apogee Duetta Signature + 1.0(その3)

4月3日のaudio wednesdayには、私はエラックの4PI PLUS.2を持っていく。
Hくんからのリクエストでもあるし、
実を言うと、2月、3月のサウンドラボの時にも持っていこうかな、と考えていただけに、
アポジーとエラックの組合せは、私自身、ぜひとも聴いてみたいし、
おそらくこれから先、そういう機会はないだろう。

ただうまくいくのかはなんともいえない。
アポジーはリボン型で後方にも前方と同じように音を放射している。
当然、前方は正相であれば後方は逆相のダイボール型の指向特性のスピーカーである。

一方エラックの4PI PLUS.2は同じリボン型でも、水平方向360度の無指向性。
前方であっても後方であっても正相、逆相は同じである。

そこでアポジーの高域とエラックの高域とが、どんなふうに干渉するのかは、
やってみないとわからない。ちょっと予想がしがたい。

タイトルでは、Apogee Duetta Signature + 1.0としている。
+1.0とはエラックのことなのだが、失敗すれば-1.0になることだってある。
曲(録音)によってうまくいったり、そうでなかったりするのか。
これも楽しみのひとつである。

4月のaudio wednesdayは、1980年代のハイエンドオーディオの音の再現ともいえる。
そのころすでにCDは登場していたけれど、44.1kHz、16ビットのPCMだった。
いまは違う。
そのことが出てくる音にどう作用していくのか。

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