Date: 9月 29th, 2022
Cate: 新製品
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Meridian 210 Streamer(その7)

Mojoより上のグレードの、同じChordのD/Aコンバーターと組み合わせていったら、
どんな音がしてくるのだろうか。

Hugoがあって、Daveがあるわけだが、メリディアンの210は、
どのグレードまで対等に対応するのだろうか、ここにも興味がある。
単純に価格的にはHugoあたりまでだろうが、
それぞれの機能と価格ということを考慮すると、まだまだいけそうな感じもする。

現行機種でMQAに対応していないD/Aコンバーターと210の組合せもいいけれど、
同じくらいに私が関心があるのは、少し古い世代のD/Aコンバーターとの組合せの音だ。

たとえばワディアのD/Aコンバーター、
それも以前のD/Aコンバーターと210との音はどんなだろうか。

そのころのワディアのD/Aコンバーターは、
32kHz、44.1kHz、48kHzのサンプリング周波数にしか対応していない。
88.2kHz、96kHzには対応していない。

それでも、その音を聴いてみたい。
TIDALでは、44.1kHz、48kHzのMQAのアルバムはかなりの数が配信されている。
グレン・グールドも44.1kHzである。
私は、その音を聴いてみたい。

そしてさらに聴いてみたいと思っているのが、もうひとつある。
フィリップスのD/Aコンバーター・チップ、TDA1541のノン・オーバー・サンプリングの音だ。

TDA1541はいまから四十年ほど前のD/Aコンバーターである。
それこそ古すぎないか──、そういわれそうだが、
以前見たTDA1541に関する記事では、96kHzまで対応できる、とあった。

そうであるならば、
TDA1541のノン・オーバー・サンプリング(NOS)D/Aコンバーターは、
210との組合せで96kHzまでのMQAのコアデコードの音が聴けるわけだ。

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