Date: 8月 20th, 2022
Cate: 真空管アンプ
Tags:

五極管シングルアンプ製作は初心者向きなのか(50CA10単段アンプ・その5)

たとえばジャディスのJA200やマイケルソン&オースチンのM200のような、
大規模な真空管アンプを手がけるとしたら、
整流管ではなく私でも整流ダイオードを選択するであろう。

けれど私が作りたい真空管アンプは、そんな大規模なモノではない。
数十Wクラス、それも50Wを切るくらいの出力のアンプだから、
いくつかの理由から整流管を選択するのだが、
今回の50CA10は、流用する電源トランスが倍電圧整流が前提ということもあって、
それに巻線の関係もあって、整流管をあきらめざるをえない。

ダイオードで整流するわけだが、
せっかくだから、それに実験的なアンプでもあることから、
ダイオードには、SiC SBDを使う。

SiC SBDとは、シリコンカーバイド・ショットキーバリアダイオードのこと。
自作に関心のある人ならば、数年前から使っているだろうし、
関心を寄せているとも思う。

整流ダイオードの種類と、その音については、
いろんな意見があるのは知っている。

SiC SBDは絶賛する人がけっこういる。
でも否定的な人もいるといえばいる。

でも、ダイオードとしては高価なほうだが、
絶対的な価格としてはさほど高いわけではない。

うまくいかなければ、一般的なダイオードにすればいいし、
私自身、SiC SBDを試してみたいのだから、
今回の50CA10の単段シングルアンプでは、まずはSiC SBDで作る。
すでに注文済み。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]