S氏とタンノイと日本人(番外)
別項「ワイドレンジ考(その83)」で、
登場したばかりのタンノイのKingdom Royalの外観にがっかりしたことを書いている。
オリジナルのKingdomは、いまでも自分の手で鳴らしてみたいスピーカーの最右翼である。
それに外観も気に入っている。
Kingdom Royalの音は聴いていない。
Kingdomよりも、いい音に仕上がっているのかもしれない。
そうであったとしても、私はKingdomの方が断然いい。
タンノイは、なぜ、こんなふうにKingdomを変えてしまったのか。
それがずっと心にひっかかっていた。
ソーシャルメディアを眺めていると、
オーディオ関係の写真が、けっこう登場してくる。
つい先日、ある写真が、そんなふうに目に留った。
Kingdom Royalがあった。
二基のKingdom Royalのあいだには、エソテリックの一連の製品群がある。
この一枚の写真をみて、納得がいった。
お似合いなのだ。
褒め言葉で、「お似合い」を使っているのではない。