日本のオーディオ、これから(MQAのこと・その1)
メリディアンの218を導入して、今日(9月14日)で丸二年を迎えた。
この二年間はMQAの二年間だった、ともいえる。
特に今年はMQAどっぷりの一年になりつつある。
1月にはヘッドフォンとiPhoneだけでもMQAが再生できるようにと、
スティック型のD/Aコンバーター兼ヘッドフォンアンプも購入した。
音とは関係ないことだが、7月にはMQAのTシャツとマグカップも購入した。
8月からはTIDALで、ソニーによるMQAの配信が本格的にスタートした。
充実している、といえるのだが、
あくまでも個人的に、である。
日本のオーディオ界でのMQAの扱いは、
海外での扱い、私のなかでの存在の大きさからすれば、淡泊ともいえるし、
冷たいとも感じることがある。
音楽之友社のステレオは一度、特集でMQAを取り上げていた。
音元出版もMQAのことはけっこう取り上げている。
ステレオサウンドは? となる。
このことはいずれ書くかもしれないが一つだけ書いておく。
12月発売のベストバイの特集。
CDプレーヤーの写真には、CD、SACD、といった対応メディアの記載がある。
なのにMQAは、ない。
e-onkyoがMQAに積極的でいてくれるは助かるが、
それでもソニー・ミュージック、ソニー・クラシカルのアルバムのMQAを聴くには、
e-onkyoでは、いまのところ無理である。
これから先はどうなるかはなんともいえないが、TIDALしかないわけだが、
そのTIDALも日本でのサービスが始まりそうで、まだである。
四ヵ月足らずで今年は終る。
日本でMQAが盛り上るとは、いまのところ思えない。
来年、再来年はどうなるのか。