TIDALという書店(その5)
TIDALという巨大すぎる書店(図書館)を、どう歩きまわるのか。
TIDALは日本でサービスを開始していないこともあって、
日本語での検索はほとんど結果として得られない。
日本語での検索は可能である。
ごく一部だけヒットするが、ほとんどはアルファベットでの入力である。
クラシックの何人かの演奏家は、それでも問題なく入力できるが、
正しいスペルはどうだっけ? とまず、ここから検索することから始まる。
ようするにGoogleで日本語(カタカナ)で、演奏家名を検索する。
それでアルファベット表記を調べて、TIDALで検索するわけだが、
Googleはおせっかいだから、
検索結果として、他の人はこちらも検索、というのを表示してくれる。
ここに関連する演奏家の写真と名前が複数出てくる。
なので、次はこのなかから選んでクリック。
アルファベット表記の名前をコピーして、TIDALにうつる。
Googleで新しい演奏家をクリックすれば、また、他の人はこちらも検索、がまた表示される。
これを何度もくり返しながら、TIDALを歩きまわる(検索していく)。
クラシックの演奏家でも、新しい人だと知らない人がけっこういる。
古い人で知らない演奏家はほとんどいないけれど、
それでも存在を忘れてしまっている人はけっこういるわけで、
そうだそうだ、この人がいた、ということになる。
これがジャズ、ポップスとなると、けっこう知らない人のほうが多いから、
こういうひとがいる(いた)のかと、けっこう新鮮である。