Date: 4月 15th, 2021
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エッシェンバッハのブラームス 交響曲第四番(その1)

ブラームスの四つの交響曲でよく聴くのは、一番と四番であり、
いちばん好きなのは四番である。

ブラームスの四番の、私の愛聴盤は、
カルロ・マリア・ジュリーニ/ウィーン・フィルハーモニーによる演奏(録音)である。

カルロス・クライバーもよく聴くし、
少し前に書いたトスカニーニ/フィルハーモニアのも、いい。

もちろんフルトヴェングラーの四番も好きだし、
ほかの指揮者でもけっこうな数を聴いてきた。

それでも比較的新しい演奏(録音)といえば、
リッカルド・シャイーの交響曲全集である。

2013年に発売、録音は2012年から2013年にかけて行われている。
シャイーよりもあとに録音された演奏は聴いていない。

ティーレマンは聴いてみたい、と思っているのだが、
手を出しそびれて、まだ聴いていない。

現役の指揮者でブラームスを積極的に聴いてみたい人は、いまのところいない。
これまで聴いてきた指揮者の演奏(録音)をこれからもくり返し聴いていけば、
充分ではないか、という気持がある。

ブラームスの四番を、聴き尽くした、聴き込んだと思っているわけではない。
いま持っているディスクをじっくり、
これからも聴いていくほうが実りあるのではないか──、そう思う気持が強い。

2月にクリストフ・エッシェンバッハの“Piano Lessons”のことを書いた。
エッシェンバッハの“Piano Lessons”をTIDALで聴いて、
エッシェンバッハのほかの演奏も聴くようになった。

エッシェンバッハのキャリアは長いから、
これまでもエッシェンバッハの演奏は、ピアノだけでなく指揮者としての演奏も聴いてきている。
とはいっても、エッシェンバッハの熱心な聴き手ではなかったから、
聴いていない演奏が、TIDALにはそこそこあった。

指揮者エッシェンバッハの演奏に、聴いてないのが多い。

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