Date: 1月 30th, 2021
Cate: ディスク/ブック
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Children of Sanchez(その5)

チャック・マンジョーネの「サンチェスの子供たち」は名盤なのだろうか。
今回、別の方のコメントで知ったのだが、
東欧のある国で、いま大人気だ、ということ。
あるDJがラジオでかけたことで広まったそうである。

嬉しいな、と思うのだが、
「サンチェスの子供たち」のCDを手に入れたとき、
音楽好きの知人に貸したことがある。

音楽のジャンルに特に偏見のない人だったけれど、
「これ、なんですか?」といわれたことがある。

まったくピンとこなかったそうだ。
そうなのかもしれない。

それでもいい。
私にとって「サンチェスの子供たち」は何年か周期でものすごく聴きたくなる存在だ。
時間があれば、二枚組を頭から聴くことは減ったが、どちらかのディスクは聴く。
時間がなければ、とにかく「サンチェスの子供たち序曲」は聴く。

一曲だが、14分ほどある曲だ。
私にとって「サンチェスの子供たち序曲」は、
4343で聴いた音が分ち難く結びついている。

熊本のオーディオ店で瀬川先生が鳴らされた音が、いまもはっきりと耳に残っている。
とにかく、その音が、私にとって「サンチェスの子供たち序曲」のリファレンス(基準)である。

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