スピーカー技術の100年III ステレオ時代と日本製システムの変遷(その1)
コロナ禍ということもあって、書店に足を運ぶ回数がめっきり減ってしまっている。
十日前ほど前に発売になっていたようだが、今日まで気がつかなかった。
佐伯多門氏の「スピーカー技術の100年」の第三弾、
「スピーカー技術の100年III ステレオ時代と日本製システムの変遷」が出ている。
無線と実験に連載されていた記事をまとめたものである。
無線と実験には、いいたいことがないわけではない。
けれど、「スピーカーの技術の100年」をこうやって出してくれる。
この種の本を出してくれる。
このレベルで出してくれている。
だから、文句めいたことはいわずにおこう。
書店に手にとって、高い、と思う人もいるだろう。
でも、こういった本は、あとで買おう、と思っていると、
いつのまにか市場から消えてしまうことが多い。
手にとって興味をもったならば、早めに買っておいた方がいい。