オーディオにおける「かっこいい」とは(その2)
タイトルで、どう表記するか。
かっこいい、カッコイイ、カッコいい、
それから漢字まじりだと、恰好良い、格好良いがあり、
恰好いい、恰好イイ、格好いい、格好イイ、などがある。
さらに強引にすすめれば、
恰好(格好)佳い、恰好(格好)善い、恰好(格好)好い、などもありか。
こんなことを書いているか、というと、
SNSで「かっこいいオーディオを目指している」とか、
「かっこいいオーディオこそが、オーディオの裾野をひろげる」とか、
そんなことをみかけることがあったからだ。
ここでの「かっこいいオーディオ」のかっこいいが、どの表記だったのかは憶えていない。
ただ、なぜ、この人は、かっこいいオーディオを目指すのか、
そして、この人は、自身のオーディオをかっこいい、と思っているんだろうな、
それから、この人の「かっこいい」はどの「かっこいい」なんだろうか。
そんなことを漠然と思ったことがある。
おもしろいもので、そういう人はたいていハイエンドオーディオと呼ばれるモノを持っている。
それから専用のリスニングルームを持っている。
つまりたいそうなお金をオーディオに注ぎ込んでいるわけだ。
でも、そういうリスニングルームをみると、
なぜだが、薄っぺらいと感じてしまう。
かっこいい、とはまったく感じない。
なんといったらいいのだろうか、
他人の目を気にしているようなところを感じてしまうからなのか。