オーディオの「本」(あるムックを手にとって思ったこと)
オーディオ関係のムックを、先月手にとった。
昨年末ぐらいに出たムックのはずだ。
ムックのタイトルは書かない。
おもしろいムックなのかそうでないのかは、読んだ人が判断すればいいことだから。
ただ思ったのは、このムックは自費出版じゃないのか、ということだった。
ある出版社から出ている。
自費出版を主とする会社ではない。
でも手にとって眺めてみると、
タイトルのつけ方といい、全体の構成といい、自費出版としか思えなかった。
自費出版なのだ、と私はほぼ確信しているが、そうでないかもしれない。
どちらでもいい。
自費出版にしか思えないムックを出すのか──、ということに少なからぬ衝撃を感じている。
ここまで、この出版社は切羽詰っているのか。
自費出版、もしくはそれに近いかたちでの出版にしろ、
もう少し工夫のしようはあったはずだ。
なのに、こんなかたちで出してしまっている。
そうとうに厳しい状況なのか。