メリディアン 218を聴いた(その11)
3月6日のaudio wednesdayで、
マッキントッシュのMCD350で、ケイト・ブッシュの“THE DREAMING”を聴いた。
4月3日のaudio wednesdayでは、メリディアンのULTRA DACで“THE DREAMING”を聴いた。
そして今回(5月1日)のaudio wednesdayで、メリディアンの218で“THE DREAMING”を聴いた。
2108年リマスター盤を三回続けて聴いている。
私にとって圧倒的だったのは、いうまでもないけれど、
ULTRA DACでの“THE DREAMING”の音だった。
次はMCD350での“THE DREAMING”だった。
そして僅差で218での“THE DREAMING”と、あえて順位をつければこうなる。
218での“THE DREAMING”は、MCD350と218を接続するケーブル、
今回は比較的柔らかい(音ではなく実際に手で触れた感触)のケーブルだった。
ここのケーブルを傾向の違うモノにすれば──、ということは次の機会に試してみたい。
私が10代のころ、
ケイト・ブッシュが好きな男は子宮回帰願望の強いやつだ、みたいなことがいわれていた。
誰が言い始めたことなのか、
ほんとうなのかどうかも、どうでもいいことなのだが、
ULTRA DACでの“THE DREAMING”を聴いていて、このことを久しぶりに思い出していた。
たしかにそうかもしれないなぁ、と、
ULTRA DACでの“THE DREAMING”にどっぷり浸かって聴いていると、
否定できない気持になってくる。
といっても、一般にイメージされている子宮とは、まったく違う子宮であり、
それはあくまでも私の勝手な想像によるケイト・ブッシュの“THE DREAMING”的子宮である。
こういう鳴らし方が、“THE DREAMING”の正しい鳴らし方なのかどうかはなんともいえないが、
私にとって“THE DREAMING”は「青春の一枚」であって、
青春の一枚とは、そういうことを含めてのことでもある。