世代とオーディオ(昨晩のaudio wednesday)
昨晩のaudio wednesdayは、常連の方ふたりは仕事や旅行で参加されず。
21時半すぎに別の常連のKさんが来られたが、
それまでは私をいれて三人だった。
三人だったけれど、楽しかった。
喫茶茶会記に「John Coltrane & Johnny Hartman」のSACDがある。
借りて鳴らした。
一曲目から、いい感じで鳴ってくれる。
三人とも聴き入っていた。
1963年録音であるから、私と同じ歳(年)ということになる。
男三人が、50数年前の演奏(録音)をしんみりと聴いている。
「男三人で聴くのもなんですね……」といってみた。
「男三人だからいいんだよ」と返ってきた。
「女にはわからない音楽なんだから」とも。
こんなことを書くと、女性蔑視とか、あれこれいわれるだろうが、
昨晩、喫茶茶会記の空間で鳴り響いていた歌は、男のための音楽とおもえた。
三人の年齢は、20代、50代(私)、70代である。
世代ははっきりと違う三人、
世代だけではなく、いろんなことが違っている男三人が、
(たぶん)同じおもいで、ジョニー・ハートマンの歌を聴いていた。
オーディオは素晴らしい、とこういうときしみじみとおもう。