メリディアン ULTRA DACを聴いた(トランスポートとのこと・その3)
メリディアンのULTRA DACについて、あれこれ試してみたいことがある。
そう思いながらも、前回もそして今回も聴くと、そんなことをやるよりも、
いろんなディスクを聴く方を優先してしまう。
ずっと、聴いていたい、と思う。
だからチェックしたいことは後回しになる。
前回もやや感じていたことだが、
今回聴いて、そうなのかも、と思っているのは、
ULTRA DACの目覚めの時間がややかかることだ。
ULTRA DACの電源スイッチはリアパネルにある。
ということは基本的に電源を入れっ放しにしておくことが前提なのだろう。
今回ULTRA DACの電源を入れたのは18時ごろだった。
アンプの電源を入れたのは、その少し前。
なので、どちらかがとははっきりいえないところを残しているわけだが、
D731、D38u、PD-D9、もう一度D731とトランスポートを替えていったときの音の変化、
特に二度目のD731との組合せの音は、
48kHzと44.1kHzという違いがあるし、
48kHzの場合は、アップサンプリングの回路を経由しているわけだし、
その違いもあることは考慮しなければならないが、
それでもULTRA DACのウォームアップは、短くはないと感じる。
二度目のD731の時には21時をまわっていた。
これまでのことからアンプのウォームアップはすでに終っている時間だ。
となると、やはりULTRA DACは電源を入れてから本領発揮まで、やや時間を要するのか。
他の機器のウォームアップを終らせてからでないと、
ULTRA DACがほんとうにそうなのか、とははっきりといえない。
それでも、いまのところウォームアップには十分な時間をかけてほしい、と、
これからULTRA DACを試聴する機会がある人にはいっておきたい。