Date: 8月 27th, 2018
Cate: audio wednesday
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第92回audio wednesdayのお知らせ(ULTRA DACを聴く)

7月半ばに「MQAで聴けるグラシェラ・スサーナ」を書いた。
これを憶えていた人ならば、9月5日のaudio wednesdayでのテーマというか、
メインとなるオーディオ機器がなんなのか、ある程度察しがついていたはずだ。

MQA対応のD/Aコンバーターである。
対応機種は、いまではメリディアン以外にもあるが、
今回聴くのはメリディアンのULTRA DACである。

メリディアンは、日本に輸入がはじまったばかりのころは、
ブースロイド・スチュアートだった。
型番にメリディアンとついていた。

モジュールアンプと呼ばれていた、と記憶している。
その後、パワーアンプ内蔵のフロアー型スピーカーシステムM1が登場した。
このころにはメリディアンがブランド名になっていた。

M1のスコーカーをいま眺めていると、ATCのドーム型スコーカーによく似ている。
メリディアンのスピーカーシステムは、パワーアンプ内蔵の、いわゆるアクティヴ型だった。
M20は、置き場所さえ確保できていたら、購入していたであろう。

メリディアンはCDプレーヤーも、イギリスのメーカーとしては早かった。
マランツ(フィリップス)のCD63をベースにネクステル塗装を施し、
アナログ回路にメリディアン独自の回路を採用したモノだった。

実際には高域の周波数特性を、あるところから1dBか2dBほどレベルを下げていた。
その後、アナログ回路に徹底的に取り組んだMCD-Proも出た。

アンプは、というと、MCAというユニークなプリメインアンプがあったし、
ここでも初期の製品にあったモジュールアンプという設計思想ははっきりとあった。
アンプもCDプレーヤーは、大きいモノはなかった。

アクティヴ型スピーカーシステム、デジタル技術にも積極的なメリディアンだけに、
スピーカーシステムに、デジタル信号処理技術を導入することも早かった。

メリディアンらしい、といえたし、
このころからメリディアンのオーディオ機器のサイズは大きくなっていく。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。
19時開始です。

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