「複雑な幼稚性」が生む「物分りのいい人」(その21)
avcat氏は匿名である。
avcatのサイト内を見ても、自身についての記述はない(見つけられなかった)。
確か、以前はリスニングルームの写真が公開されていたページがあった。
その時のスピーカーは、TADのTAD-M1だった。
そのページには、使用機材がずらっと書かれていて、
最後の方に、居住地がおおまかに記載してあった。
avcat氏はどんな人なのか。
匿名で、自身のサイトに何も書かれていないからといって、
ずっと想像だけで書くのも、気が引けるところがある。
avcat氏の人となりが少しでも知ることができないのか。
せめて年齢くらいは知りたいと思う。
Googleで「avcat」と検索すると、ずらっと検索結果が出る。
日本語のサイトだけでなく、英語のサイトもかなりの数ヒットする。
丹念に見ていけば、avcat氏の、何かをひとつくらいは知ることができるかもしれないが、
そんな気力はない。
そういえば、と思い出したのが、リスニングルームと使用機材のページのことだった。
都道府県名を検索キーワードに加える。
するとavcat氏の本名も仕事先まで、Googleは示してくれる。
(都道府県がどこなのかは書かない)
Google、恐るべし、と思った。
なぜ、ここまで関連付けて上位に表示できるのか。
しかも、それが間違っていないのは、下位の検索結果からわかる。
この検索結果を、avcat氏は知っているのか。
知らないのであれば、avcat氏は匿名が守られている、と思っていることだろうし、
知っているのであれば、匿名でもなんでもない、ということになる。
avcatは、匿名といえるのか。