Date: 3月 10th, 2018
Cate: Noise Control/Noise Design
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Noise Control/Noise Designという手法(仮説・その3)

今回エミッター抵抗を交換したアンプは、アドコムのGFA535である。
アドコムの製品の中でも、GFA535は普及クラスといえるモノ。

記憶違いでなければ日本では販売されていなかった。
1980年代半ばの製品で、中を見れば、当時の価格を知らなくとも安価なアンプだとわかる。

GFA535のエミッター抵抗の値は0.22Ω。
秋葉原の海神無線で、DALEの無誘導巻線抵抗の3Wのモノを揃える。

音のことでいえば、より容量の大きい5Wの抵抗がいいけれど、
3Wと5Wとではサイズに大きな違いがあって、GFA535に5WのDALEを取り付けるのは、
かなり無理があるし、3Wの抵抗でも少し大きいな、と感じて、
取付後の仕上がりは、お世辞にもスマートとはいえない。

GFA535の出力段は2パラレルだから、
エミッター抵抗は左右チャンネルで八本、購入額は六千円近い。
GFA535の価格を考えれば、それに見合った効果が得られるのか、と思われるかもしれない。

DALEの無誘導巻線抵抗に交換すれば、かなり良くなるという確信にちかいものが私にはあった。

GFA535は、そこに二台あった。
一台は、スピーカーに接がれて音を鳴らしていた。

GFA535のプリント基板には、1986とあった。
30年以上前に製造されたアンプで、二台のGFA535は長期間鳴らされていなかった。

一台は、メインのアンプが故障したため、今年に入ってから鳴らされている。
二ヵ月ちょっと鳴らされているわけだ。

今回交換したのは、もう一台のGFA535である。

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