実感した電源ノイズ事情(その3)
コモンモードノイズ対策をした電源ケーブルは、先週木曜日に作っていたけれど、
金曜、土曜は都合がつかず、ギャラリー・ルデコにもっていく時間がとれなかった。
日曜日は持っていけたけれど、月曜日に会う約束をしていたので、昨日手渡した。
といってもギャラリー・ルデコは月曜日は休館日であり、
実際に、ML7Aの電源コードを交換して、どの程度の効果があるのかを、
自分の耳で確認しているわけではない。
今日昼ごろ、電源コードを交換したら、ノイズがそうとうに減った、という連絡があった。
完全に取り除くことはできなかったようだが、
壁のコンセントから直接取ったときのノイズの多さ(ひどさ)を聴いているだけに、
あれだけのノイズが、すんなりなくなるとは考えていなかったが、
そうとう減った、ということは、簡単な工作であっても効果が得られる。
磁性体のコアを使うわけだから、そのことによるデメリットは確実にあるが、
メリットがそれを上回っていれば、どちらを選択するかは、使う人次第だ。
少なくとも電源からのノイズがはっきりとスピーカーから出てくる。
それがサーッと拡がり、音楽が鳴り出すと耳につきにくくなる性質のノイズならば、
まだいいが、今回のノイズはそうではなく、質の悪いノイズであり、耳障りでもある。
ならば何らかの対策は必要となる。