Date: 12月 10th, 2017
Cate: オーディオ評論
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評論家は何も生み出さないのか(余談)

オーディオ評論というテーマで、150本以上書いてきている。

書きながら、思い出したことがある。
(じろん)である。

小学生のころだった、初めて(じろん)という言葉を聞いた時、自論だ、と思った。
幸い、作文などで(じろん)を使うことはなかったから、間違いはバレなかった。
中学生になって、持論なんだ、と知った。

(じせつ)には、自説と持説がある。
けれど(じろん)には、持論だけで、自論はない。

オーディオ評論について考えることは、評論について考えることでもある。
評論には「論」がついている。
自論ではなく、持論の「論」がついている。

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