KK適塾(三回目)
KK適塾三回目の講師は、太刀川瑛弼氏と村田智明氏。
前回に続いて今回も二人の講師。
時間の経つのを早く感じる。
太刀川瑛弼氏の話に源流に還るということがあった。
ここ数年、実感していることだけに首肯ける。
デザインもオーディオも同じである。
村田智明氏の話に出たskillとwill。
学校教育に関する話である。
これだけでは何のことかわからないだろう。
話をきいていれば納得できる。
確かにそうである。
このことに関することで関西で登校拒否の子供たちをあつめた学校の話もあった。
それから太刀川瑛弼氏が、寝屋子制度の話をされた。
寝屋子(ねやこ)は、はじめて聞く言葉だった。
三重県鳥羽市の答志島答志町での古くからの風習とのこと。
直接デザインに関係してなさそうなことであっても、決してそうではない、ということ。
オーディオでも同じだ。
直接関係してなさそうなことでも、決してそうではないことが実のところ数多く在る。
いくつかのキーワードがあった。
それらを書き出していこうかと思ったが、ひとつだけにしておく。
川崎先生が最後に話された「倫理」である。
この倫理がオーディオでは、正しい音につながっていき、
倫理を持たぬ人は、低い次元の好きな音に留まっている。