「複雑な幼稚性」が生む「物分りのいい人」(その3)
知人は私より十近く年上である。友人は私と同じ年。
自身の掲示板で知人を叩いていた人たち(実際は一人のようなのだが)は、
私よりも十近く年下のようだった。
つまり知人と知人を叩いていた人は二十近く年の差がある。
人を傷つけたのであれば年齢差は関係ない。
謝罪すべきだが、この場合はそうなのだろうか。
一方的な嫉み・僻みだけを匿名をいいことに書き連ねる。
しかも架空の人物をつくってまで、そういうことをする。
もっとも架空の人物を掲示板に登場させる人だから、
嫉み・僻みを書きながらも自身を正当化したかったのかもしれない。
私が知人と同じことになったら、無視するか、
その掲示板に何か書き込むとしても、絶対に謝罪を書いたりはしない。
だから知人に問うた。
返ってきたのは、なんであれ不愉快にしたのは事実だから……、というものだった。
知人は謝罪するのが当たり前、と考えていた。
知人は謝るべきだったのか。
これが「物分りのいい人」のとる態度なのか、と思い、
そのことも知人に問おうとしたけれど、やらなかった。
知人と私の年齢差、このことが起ったのが約十年ほど前だから、
その時の知人と今の私はほぼ同じ年ということになる。
だから、このことを「今」書いている。