Date: 12月 17th, 2015
Cate: 日本のオーディオ
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日本のオーディオ、これまで(オーディオと黒・余談)

サンスイのプリメインアンプAU111は、1965年の発売である。
ここからアンプのブラックパネルは始まったといえる。

ふと思ったのだが、コカ・コーラの普及とブラックパネルは、
まったく関係がないといいきれないような気がした。

日本でコカ・コーラの製造が始まったのは1957年である。
1962年にテレビ・コマーシャルを始め、びん自動販売機を設置している。
1964年に東京オリンピックに協賛し、1965年、缶入りのコカ・コーラが発売になっている。

コカ・コーラが広く知られるようになり、広く飲まれるようになったのは、いつからなのだろうか。
テレビ・コマーシャルが始まってからであろうし、さらなる普及は缶入りが登場してからだろう。

私が小さい時にはコカ・コーラは当り前のようにあった。
その色に抵抗感はなく飲んでいたけれど、
コカ・コーラは黒い液体である。登場したばかりのころ、この黒に抵抗を感じた人はいたように思う。

もしコカ・コーラが黒ではなく、違う色だったら……、
コカ・コーラがまったく売れなかったとしたら……、
ブラックパネルのアンプの登場は、もう少し遅れただろうか。

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