アナログプレーヤーのアクセサリーのこと(その1)
私がオーディオを始めたころはCDはなかった。
当然プログラムソースのメインはアナログディスク(LP)ということになる。
カセットデッキも持っていたけれど、あくまでも補助的な存在であった。
あれば便利な機器という印象が私の場合、最後まで拭えずそれほど真剣に取り組んでいたとはいえない。
アナログプレーヤーに関しては、これが唯一のメインなのだから、
それに当時はプレーヤー関連のアクセサリーが各社からいくつも出ていた。
値段も、当時高校生だった私にも、それほど無理せずとも買える範囲のモノが大半だった。
シェルリード線が各社から出始めていた。
ヘッドシェルも各社から出ていた。素材もアルミだけでなく、いくつかの種類が用意されていた。
カートリッジをヘッドシェルに取り付けるネジも、ヘッドシェルやカートリッジ附属してくるのはアルミ製だったが、
ここでも音が変化するということで真鍮製も発売されていた。
ヘッドシェルは音だけでなく、見た目も重要だったし、
それ以上に指掛けの形状が操作面に大きく関係してくることを実感できるようになると、
自分の感覚に添うヘッドシェルを探すようになってくる。
ヘッドシェルもいくつか試した、シェルリード線も、真鍮製のビスも買った。
このへんはカートリッジ関連のアクセサリーとなる。
アナログプレーヤーのアクセサリーは、ターンテーブル関連のアクセサリーもあれこれあった。
ターンテーブルシート、スタビライザーなどである。
これらももちろん買っていた。