Date: 10月 21st, 2014
Cate: アナログディスク再生
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電子制御という夢(その22)

デンオンのDP100Mに搭載された電子制御トーンアームは、
価格的にソニー、デンオンのモノより高価だったのが違いではない。
違いはトーンアームのデザインにあった。

すでに書いてきたようにソニーのモノもデンオンのものも、ひと目で電子制御とわかる外観だった。
それもいい意味ではなく、悪い意味でそうであって、電子制御という新しい技術に対して、
オーディオマニアに期待を抱かせるようなデザインにはなっていなかった。

デンオンのDP100Mのトーンアームは、見た目で電子制御がどうかの判断はできない。
デンオンのトーンアームは、DA307、DA308、DA309、DA401に共通している外観、
柳腰といいたくなる外観が特徴であった。

DP100Mのトーンアームは、柳腰的なイメージはまったくなくなっている。
リジッドなトーンアームに仕上っている。

アームパイプはS字型とストレート型のふたつが附属している。
パイプの径はストレートの方が細く、しかも仕上げは黒ということもあって、
ストレートパイプを装着すると、DP100Mのトーンアームの軸受け部のマスの大きさはより強調される。
ここにマスの大半が集中している。

DAシリーズのトーンアームの面影は完全になくなっているかというと、そうでもなく、
カウンターウェイトの形状はDAシリーズのイメージを残っている。
この部分で、何も知らずにこのトーンアームも見せられても、デンオンのトーンアームかな、とわかる。

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