Date: 9月 4th, 2014
Cate: 素材
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素材考(カートリッジのダンパー・補足)

ステレオサウンド 61号の長島先生のSPUのエージング方法を読んで、
当時実際にやった人はいる。
私もSPUを使っていたわけではないが、同じオルトフォンのMC20MKIIでやってみた。

この時、注意しなければならないのは、記事中にもあるようにあたためすぎないことである。
うっかりしていると、周囲の温度によるがすぐにあたたまる。
あたためすぎの状態が続くと、ダンパーのエージングが進むのではなく、カートリッジそのものをダメにする。

実際にダメにしてしまった、という話をいくつか聞いている。
あたためすぎが原因である。

あたためればいい、ということで、あたためすぎる。
あたためすぎはダメだと書いてあっても、
その部分は読んでいるはずなのに、記憶になかった、ということが意外にもある。

しかも、そういう人に限って、あの記事でせいでカートリッジをダメにしてしまった、という。

くり返し書いておくが、あたためすぎはダメだ、と記事にはある。
この部分を読み落しているのは誰なのか、ということだ。

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