Date: 8月 12th, 2014
Cate: iPod, サイズ
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iPodのサイズ(その2)

日本の特撮において、巨大な生物(ゴジラやウルトラマンなど)やロボットが海中から現れたり、
海でのシーンでは、どうしても、そこでのゴジラやウルトラマンなどが、人の大きさということを隠しきれない。

そこに水があり、何ものかがいて動いていれば、波が発生する。
この波の大きさとそこでの何者かの大きさとを自然に比較して、
そこでの何者かの大きさを自動的に判断してしまうからである。

特撮の技術が進歩していっても、こればかりはどうにもならないことだと思っていた。
いまではコンピューターグラフィックスの進歩により、そんなことは感じなくなっている。

ゴジラにしろウルトラマンにしろ、他の実写のロボットにしろ、
街中でのミニチュアのジオラマによるシーンと水があるシーンとでは、
すべてのものが後者では縮小されてしまった感じが拭えない。

人は、何かによって、そこでの大きさを判断してしまうようだ。
その一方で、大きさを正しく判断できない写真に目にすることが何度かあった。
最近もあった。

おもに車の写真において、である。
実際の車の写真であるのに、非常に良く出来たミニカーを撮っている、とどうしても思えてしまうことがある。
人が一緒に写っていれば、そう感じることはもちろんないだが、
そうでないシーンでの撮影だと、どうしても実際の車のサイズがイメージできない写真がある。

なぜだろう、と思う。

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