Date: 6月 8th, 2014
Cate: 試聴/試聴曲/試聴ディスク
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試聴ディスク考(その2)

私がステレオサウンドを読み始めたころには、試聴ディスクのリストが必ず載っていた。
レコード番号も表記されていたから、それが国内盤なのか輸入盤なのかもわかった。

試聴は複数の人が合同で行うときもあれば、
一人ひとり別々の時のあるから、
試聴ディスクに、その違いは出てくる。

一人ひとりであれば、一人ひとりの試聴ディスクが書いてある。
合同試聴の場合は、数枚のレコードが書いてあるけれど、
それらのディスクがどういうふうに選ばれたのか、その詳細については書いてない。

互いに長年一緒に仕事をしてきている人たちだから、
それほどもめることなく試聴ディスクは決るんだろうな、と読者のころはそう思っていた。

試聴ディスクのリストは、オーディオに関しても初心者、
音楽の聴き手としても初心者であった私にとって、いいガイドになっていた。

試聴ディスクのすべてを、当時は買えはしなかった。
それでも何枚かは買っていく。

次はこのディスクを買いたい、とも考える。
新しいステレオサウンドが出て、そこに試聴ディスクが書かれていれば、
その中に新しいディスクが登場していれば、音楽の好き嫌いにあまり関係なく、一度は聴いてみたい。

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