広告の変遷(を見ていく・その3)
2012年が終ろうとしているときから、スキャン作業を始めた。
本をバラしてスキャンするページだけを残して、残りは処分。
1ページ1ページ、スキャンしていく。
スキャンの作業は、特に頭を使うわけではない。
ホコリやスキャナーのガラス面の汚れにときどき気を使いながら、
ただ黙々とやっていくしかない。
毎日これだけのページをスキャンする、と決めてとりかかる人もいるけれど、
私はとにかくやりたいときに朝から晩までずっとスキャンする日をつくって作業を続けていた。
約一年間かけて、スイングジャーナルがほぼ10年分、
それからステレオ、別冊FM fanなどのオーディオ雑誌をふくめて、
14000ページのスキャンを終えた。
半分以上はレコード会社の広告で、残りがオーディオ関係の広告となるが、
昔は同じ広告が二号続けて掲載されることもあったりしているのと、
見開きや三つ折りの広告もあるから、それらを1ページとしてまとめてると、
何割かは減ることになる。
それにページに破れが生じている広告もあり、
最終的にレタッチがうまくいかなかい広告をどうするのかは決めていないけれど、
少なくとも2000〜3000ページ分のオーディオ関係の広告は、データとしてスキャン済みである。