Date: 1月 17th, 2014
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(その15)

瀬川先生は、ラックスのSQ301のデザインについて、何か語られているのか。

ステレオサウンドのバックナンバーを調べてみると、
8号(特集はオーディオアンプ最新66機種の総テスト)で、ふれられている。

厳密にはコントロールアンプのPL45についてであるが、
前にも書いているようにSQ301とPL45、SQ38Fのデザインは共通のものだから、
PL45のデザインのことはそのままSQ301にもあてはまる。
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PL45は、このスタイルをSQ301やSQ38Fで踏襲している基本形といえるが、ツマミの配置は一応よくできてはいるが、ボリュームとバランスの小型のツマミは、現在の入力セレクターとモードの位置に変えた方が扱いやすいし合理的ではないだろうか。尤も、ツマミの径が大きいために、スイッチのトルクが軽くなるという利点もあるが……。またバックパネルの方で、入出力のピン・ジャックの表示が、Rが上で、Lが下になっているが、L優先、即ちLを上に置くことは国際的な約束ごとで、他のアンプはみなこうなっている。もうひとつ、パワースイッチのON−OFFは、上下を逆にすべきだ。
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これだけでははっきりとしたことはわからない。
もう少しないものかとページをめくって気がついたことがある。

PL45の次のページにはビクターのPST1000とMST1000が載っている。
ここにはこう書いてある。
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PSTの方は一応よいとしても、MSTの方は昨年も書いたように試作品のイメージで、価格と内容にそぐわない。
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ここでひっかかったのは、「昨年も書いたように試作品のイメージで」のところだ。
昨年とはステレオサウンド 3号のことである。

3号の特集は「内外アンプ65機種−総試聴記と選び方 使い方」である。

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