Date: 3月 1st, 2010
Cate: Noise Control/Noise Design
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Noise Control/Noise Designという手法(その13)

葉の上の水滴を指ではじく。水滴が葉の上を滑り、汚れを落としていく。
指の汚れもいっしょに持っていってくれる。

COOL LEAFとは、こういうものではないか、と勝手に想像してしまう。
タッチスクリーンの上に、数ミリの水の膜がある。
この水の膜にふれることで操作が可能になれば、つねにタッチスクリーンの清潔感は保たれるし、
ふれればふれるほど、指先もきれいになっていく。

それに、葉の上の水滴をはじくときの感触の心地よさ。
これに近い感触が、タッチスクリーンで実現されれば、
電子デヴァイスが、永年慣れ親しんできた「本」とは異る、別の魅力を示してくれるだろう。

そうなったとき、新しい感触が、新しい感覚を目覚めさせ、そして新しい快感へとつながっていく。
これは予感である。私の勝手な「COOL LEAF」への予感である。

この予感が、オーディオにおける心地よいノイズとは何かについて、ヒントを与えてくれる気がする。

この勝手な予感は外れているだろう。
川崎先生の「COOL LEAF」は、私の予感を大きく超えたモノであるはずだ。
川崎先生の「COOL LEAF」にふれることで、Noise Control/Noise Designについて、
重要なヒントを、きっと見出すことができるはずだ、という予感もある。
この予感は、きっと当っている。

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