Date: 3月 19th, 2013
Cate: 広告
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広告の変遷(その5)

私がその人たちに直接問わなくても、
オーディオ界には、本人にそのことについて問うたり、忠告をした人がいることはきいている。

あまり具体的なことを書くと、特定されそうだからぼかして書くことになるが、
そのときの、その人たちの返事はつぎのようなものだったそうだ。

オーディオ評論家として自分と、
広告の紹介文を書く自分とははっきり分けている。
だから広告の仕事をした国内メーカー、輸入代理店の製品を紹介するときも、
オーディオ評論家として恥ずべきことは何もない。

そういうことなのだそうだ。
いともたやすく、人はふたつの面を分けられるのだろうか。

ふたつがまったく別の仕事だったら、それも可能だろう。
業種が違い、業界が違う。仕事内容もまた違うのならば。

けれど、この場合は、どちらもオーディオ業界での仕事であり、
どちらも物書きという仕事である。

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