Archive for category audio wednesday

Date: 9月 5th, 2019
Cate: audio wednesday

第105回audio wednesdayのお知らせ(40年前のシステムの鳴らす音)

10月のaudio wednesdayは、先日書いているように、
瀬川先生がステレオサウンド 56号の特集での組合せを実際に鳴らす。

これまで読まれている方にはくり返しになるが、
スピーカーシステムはKEFのModel 303、
プリメインアンプはサンスイのAU-D607、
アナログプレーヤーはテクニクスSL01、カートリッジはデンオンのDL103D。

アナログプレーヤーは、パイオニアのPL30Lだったが、
私の好みで、PL30LではなくSL01をヤフオク!で落札した。

SL01が届いて、サイズを含めたアピアランスの統一感は、
SL01にして良かった、と思っている。

当時の定価で、30万円ほどの組合せである。
このシステムを、ヤフオク!によって、六分の一ほどで、
いまでは手に入れることが可能になっている。

これは、いいことなのか、悪いことなのか。
そのことについては、10月のaudio wednesdayで音を鳴らした後に書いていきたい。

当日は、瀬川先生の組合せにはないが、ヤマハのカセットデッキK1dも予定している。
なので、今回のプログラムソースはアナログディスクとカセットテープ中心となる。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。
19時からです。

Date: 9月 2nd, 2019
Cate: audio wednesday

第104回audio wednesdayのお知らせ(MOMENTと昭和男のロマンか)

野球は、どちらかといえば嫌いだ。
はっきりとした理由はないけれど、
たぶんの小さかったころ、野球中継で、
見たい番組が流れてしまうことがたびたびあったからかもしれない。

私が小さかったころ、熊本には民放テレビ局は一局しかなかった。
東京のように、民放がいくつも見られるような環境だと、そうはなからなかったのかもしれないが、
当時の熊本は、野球中継の所為で……、と思うことがよくあった。

そんなこともあってか、「巨人の星」にはたいして興味がなかった。
まったく見なかったわけではないが、毎週楽しみにしていたわけではなかった。

にもかかわらず「新巨人の星」は、けっこう楽しみにしていた。
エンディングで流れる「よみがえれ飛雄馬」が聴きたかったからなのか。

主題歌の「ゆけゆけ飛雄馬」は、特に聴きたいとは思わない。
「MOMENT」には「よみがえれ飛雄馬」は収録され、「ゆけゆけ飛雄馬」はないのも、
私には好ましく感じられ、これだったら買おう、と思わせる。

「よみがえれ飛雄馬」の歌詞に、《左手折れたら 右手でつかめ》とある。
こんな歌詞は、いまの時代、誰も書かないのではないか。

いい悪いではなく、昭和ど真ん中に「巨人の星」は輝いていて、
その復活劇としての続編「新巨人の星」ゆえの歌詞だとおもう。

《夢にかけた値 真赤なかぎり》とも歌詞にはある。
主人公の星飛雄馬の夢、それは本人の夢だったのか、といえなくもない。

いまの時代に冷静に眺めれば、時代錯誤な歌詞ともいえる。
それでも「よみがえれ飛雄馬」を何年かおきに思い出しては口ずさむ。
そんな私は「よみがえれ飛雄馬」に、なにがしかのロマンを感じているのか。

今月のaudio wednesdayは、個人的にロマンを感じている曲をもちよっての会にしたい。

Date: 9月 2nd, 2019
Cate: audio wednesday

第104回audio wednesdayのお知らせ(MOMENT)

9月のaudio wednesdayは、4日。
今回も一枚のディスクをテーマにしたいと考えている。

今回のディスクは「MOMENT」。
これだけでは、だれのディスクなのか、わからないだろう。
「MOMENT」は三年前に出ている。

出ていたことを先日まで知らなかった。

誰にでもあろうが、ふとしたきっかけ(きっかけは必要ないのかもしれない)で、
昔(子供のころ)にきいていた歌のフレーズが、ふと浮ぶ。

すると、しばらくなにかあるごとに、そのフレーズだったり、
歌詞をどれだけ知っているのかにもよるが、頭から口ずさんでたりする。

人には、そういう曲が何曲かあろう。
私にとって、その中の一曲を、数年ごとにふと思い出しては口ずさむ。

でも口ずさむだけで、CDは持っていなかった。
買おう、とは、不思議といままで思ったことがなかった。

それが急に、きちんと聴きたくなった。
昔、テレビで毎週流れていたのを聴いたきりである。

「MONENT」は、ささきいさおの55周年記念アルバムのタイトルである。

ささきいさおは、以前サウンドボーイで、語っている。
     *
ヤマトに限らず、アニメーションの主題歌ってのは、画面に負けないエネルギーを全部ぶつけるようなパワーがないとだめなんです。〝たいやきくん〟の子門真人にしてもロック調でしょう。歌謡曲の人がやると、メロディーに流れてダメになっちゃうんです。
     *
ここでのアニメーションの主題歌というのは、昭和のアニメーションの主題歌と限定してもいい。
「MOMENT」に収められている曲の多くは、昭和のアニメーションの歌である。

私が口ずさみ、ここにきて聴きたくなったのは「よみがえれ飛雄馬」である。
「新巨人の星」の最後に流れる歌である。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。
19時からです。

Date: 8月 28th, 2019
Cate: audio wednesday

audio wednesday(10月の予定)

一週間後の9月のaudio wednesdayではなく、
10月のaudio wednesdayの予定である。

四日前に、今後の予定として、
KEF Model 303、サンスイ AU-D607、テクニクス SL01、デンオン DL103Dの組合せを鳴らしたい、
けれど運搬が……、と書いた。

10月ならば運べますよ、といってくださる方がいる。
ありがたいことである。

まだはっきりと決めたわけではないが、
10月2日のaudio wednesdayは、四十年前の組合せを聴く(鳴らす)。

Date: 8月 24th, 2019
Cate: audio wednesday

audio wednesday(今後の予定)

このタイトルで、もう何本か書いているけれど、実現しているのはわずか。
結局、モノの運搬がネックになって実現できていない。
なので、今回書くことも、そんな理由でたぶんできない、と思う。

それでも、ヤフオク!でKEFのModel 303を偶然見かけたのをきっかけに、
いくつかのオーディオ機器を落札した。

すべて1970年代の終りごろのオーディオ機器ばかりで、
つまりステレオサウンド 56号での瀬川先生の組合せがベースになっている。

当時、30万円ほどの組合せが、
八分の一から十分の一ぐらいで落札できた。

すべてを落札したわけではないが、
56号の組合せに必要なオーディオ機器が準備できるようになった。

303があり、AU-D607も手配ができている。
アナログプレーヤーは別項で書いているように、PL30LではなくテクニクスのSL01になった。
カートリッジのDL103Dも手配できる予定である(鳴るのかどうかのチェックは必要だが)。

ヤフオク!をあせらずに利用すれば、程度のよい、当時のオーディオ機器が、
こんな予算で……、と少々驚くほど安く揃えられる。

40年前の、組合せ価格が30万円ほどのシステムは、
いま聴くと、どんな感じなのか、どういう印象を抱くのか。

今回ヤフオク!で落札した予算内で、現在購入できる新品のオーディオ機器と比較すると、
どうなるのだろうか。

やっぱり40年前のオーディオでしかないよねぇ……、とはならないような気はしている。

できれば、今回揃えた(揃えられる)システムをaudio wednesdayで一度鳴らしたい。
そのうえで数ヵ月後に、それぞれに少し手を加えた音を聴いてもらいたい、と考えている。

とはいえ運搬の問題は残ったままだから、期待しないでほしい。

Date: 8月 8th, 2019
Cate: audio wednesday, 会うこと・話すこと

会って話すと云うこと(audio wednesdayのこと・その2)

audio wednesdayでは、自作の直列型ネットワークを使用している。
通常は、コイズミ無線製のネットワークに私が手を加えたモノを使用している。

自作のネットワークで通常も鳴らしてほしい、と思いつつも、
そうしないのは、(その1)で書いた演劇の人たちの扱いのひどさだけが理由である。

演劇の人たちの扱いだと、二、三ヵ月でどこかおかしくされるはず。
半年と持たない、とみている。

そういう環境には置いておけない。
なので毎回ネットワークも交換するという面倒なことをしている。

ユニットには、それぞれCR方法を、audio wednesdayではやるけれど、
通常はやっていない。
以前は、やっていたけれど、コンデンサーのリード線を捥ぎ取られてしまったことが二回あった。

audio wednesday以外の日の音も、できるだけaudio wednesdayの音に近いものにしたい。
そう思っていても、演劇の人たちがいるかぎり無理である。

壊されても修理はできる。
壊されたのが一週間ほど前にわかれば、当日までに部品を調達して、ということもできるが、
すべて当日になって判明することだから、あーっ、またか……、と思うしかない。

昨晩もそうだった。
しかも自作ラインケーブルの第二弾も、暑さにまけて用意してこなかったので、
不本意な音で鳴らすしかないのか、
来てくれる人も、常連の人たちばかりだから、事情を説明すればわかってくれるだろう……、
そんな甘い考えをもっていた。

でも、おもしろいもので、そういう晩にかぎって、新しい人たちが三人も来てくださった。

Date: 8月 8th, 2019
Cate: audio wednesday

第104回audio wednesdayのお知らせ

9月のaudio wednesdayは、4日。
テーマは未定でも、音出しの予定。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。
19時からです。

Date: 8月 8th, 2019
Cate: audio wednesday, 会うこと・話すこと

会って話すと云うこと(audio wednesdayのこと・その1)

昨晩のaudio wednesdayは、ちょっとしたトラブルから始まった。
毎回、スピーカーをふくめて、アンプ、CDプレーヤーすべての機器のセッティングを、
すべてやるわけだが、
アンプ、CDプレーヤーをラックからひっぱり出すために、裏にまわって驚いた。
ラインケーブルのコネクターが、一箇所、引きちぎられていた。

実は前回も、ラインケーブルに、何か硬い角のあるモノを落したような打痕があった。
喫茶茶会記では、いろんな催しが行われている。

定期的に演劇を行っている人たちは、
オーディオ機器を動かしている、という話は以前から聞いていた。
その扱いが゛そうとうに乱暴なことは、これまでにも気づいていた。

それでもCDプレーヤーとアンプを接続するケーブルまでは、
演劇の人たちによる被害を受けるとは、まったく思っていなかった。

オーディオにまったく関心ない人たちのオーディオ機器の扱いは、
人にもよるのはわかっているけれど、ひどいことがある。

もっともオーディオマニアを自称している人でも、
そんな持ち方をするのか……、と呆れるというか驚かされることはある。

二ヵ月続いて、ラインケーブルがけっこうな被害を受けている。
しかもaudio wednesdayの当日に判明するなのだから、
昨晩は、ケーブルの補修をやらなければならなかった。

しかも、必要な部品を用意していたわけではないから、応急措置でしかない。

打痕がついたケーブルは、4月から導入したもので、
打痕があったため、先月引き上げた。
なので、それ以前のケーブルを先月から接続していたのだが、それをダメにされた。

実をいうと、今回、ラインケーブルを自作して持ってくるつもりだった。
コネクターも買って、必要な加工もしていた。
でも、暑さに負けて、そこで止ってしまった。

Date: 8月 6th, 2019
Cate: audio wednesday

第103回audio wednesdayのお知らせ(Walls and GODZILLA KING OF THE MONSTERS)

明日(8月7日)のaudio wednesdayのテーマは、決めずにいく。

前回書いているように、バーブラ・ストライサンドの「Walls」は持っていく。
もう一枚、「GODZILLA KING OF THE MONSTERS」も持っていく。

なんの脈絡もないディスク選定である。

たまにはこういうのもいいのではないか。
(単に暑くて準備するのが面倒なだけ……かも)

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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19時からです。

Date: 7月 26th, 2019
Cate: audio wednesday

第103回audio wednesdayのお知らせ(Walls)

8月のaudio wednesdayは、7日。
二週間を切っているけれど、いまのところ、これといったテーマを考えついていない。

ただひとつ、持っていくCDの一枚だけは決めている。
バーブラ・ストライサンドの「Walls」である。
もう新譜とはいえないだろう。
昨年のアルバムなのだから。

でも、今回は、はっきりとした理由はなにもないけれど、
この「Walls」をかけたい──、それだけは思っている。

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Date: 7月 4th, 2019
Cate: audio wednesday

第103回audio wednesdayのお知らせ

8月のaudio wednesdayは、7日。
テーマは未定でも、音出しの予定。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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Date: 7月 2nd, 2019
Cate: audio wednesday

第102回audio wednesdayのお知らせ(ラジカセ的音出し)

カセットテープ全盛時代であれば、
カセットテープ、カセットデッキをテーマにした音出しならば、
あれもやってみよう、これも、といったふうに準備もできるけれど、
もういまやそんな時代ではない。

メタルテープは、新品はどこにも売っていない。
カセットデッキの新製品(といってもほとんどないが)にドルビーが搭載されなくなった。

ドルビーがドルビー用ICを製造しなくなったためである。
カセットテープの人気復活という記事を、昨年何度か目にしたけれど、
そういう状況下であることも事実だ。

つい数日前に思い出したのだが、
そういえは、瀬川先生が熊本のオーディオ店に定期的に来られていたとき、
カセットデッキの試聴の日があった。

今回はカセットか……、と思いながらも参加してみれば、やはり面白い。
どんなことをやられたのか憶えているけれど、
同じことをいまやるのは、ほんとうに大変である。

そしてもうひとつ思い出したのは、次の日のことだ。
瀬川先生の試聴会は、土日二日間行われていた。
土曜日がカセット、日曜日がトーレンスのREferenceを聴く、であった。

日曜日、その日の音、特に最後にかけられたストラヴィンスキーの「火の鳥」は凄かった。
けれど、瀬川先生はぐあいが悪そうだった。

いつもなら、終った後にリクエストに応じてくれたのに、
その日ばかりは、さーっと奥に戻られてしまった。

「火の鳥」が鳴っていた時も、顔色は悪かった。
店を出ると、駐車場から瀬川先生を乗せたクルマが出て行った。
後の座席でぐったりされていた瀬川先生の姿が、目に焼きついている。

カセットでの、こういう場での音出しというと、どうしてもおもいだす。

明日(3日)のaudio wednesdayは、カセットテープがテーマである。

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19時からです。

Date: 6月 26th, 2019
Cate: audio wednesday

第102回audio wednesdayのお知らせ(ラジカセ的音出し)

カセットテープによる音出しが、7月3日のaudio wednesdayのテーマなのだが、
どこか弱いなぁ、とは自分でも感じていた。

でも、昨晩のAV Watchに
ウォークマン40周年イベントが銀座で。歴代機登場、限定ブックレットも」という記事があった。

最初のウォークマン(TPS-L2)は、1979年7月1日に発売されている。
もう40年なのかぁ、と多くの人がおもっているのではないか。

1979年夏、高校二年生だった。
ウォークマンが出たのは、もちろん知っていた。

人気なのも知っていた。
でも、当時の高校生に、33,000円は、安い買物ではなかった。
同級生で持っていたのは、一人もいなかった。

1981年、東京に出てきてからである。
ウォークマンを電車や街中で見かけたのは。

欲しい、と思っていたけれど、それでも買えなかった。
ステレオサウンドで働くようになってからは、
ウォークマンくらいは買えたわけだが、
別項でも書いたように、編集部のSさんから第二世代のウォークマン(WM2)をもらった。

これが、私にとって初めてのウォークマンである。

Sさんは、初代ウォークマンも持っていて、
やっぱり初代のほうが音がいい、という理由で、WM2が不要になって、もらえたわけである。
1982年のことだから、ウォークマンの登場から三年である。

今回のaudio wednesdayは、3日だから、
ウォークマンの発売から40年と2日目である。

40年という歳月の長さからすれば、二日くらい誤差みたいなものだろう、と勝手に決めて、
単なる偶然とはいえ、今回はカセットテープに関係することでよかったなぁ、と思っている。

使用するカセットデッキはソニー製だ。
ミュージックテープ、自身で録音されたテープ、持ってきてください。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。
19時からです。

Date: 6月 20th, 2019
Cate: audio wednesday

第102回audio wednesdayのお知らせ(ラジカセ的音出し)

7月3日のaudio wednesdayでは、カセットテープが音源となる一日である。
すでに書いているように、モノーラルでの音出しを考えている。

とはいえ、グラシェラ・スサーナのカセットテープをステレオで聴きたい、という気持は、
やはりある。

といっても、喫茶茶会記のアルテックのスピーカーで鳴らしたい、とは思わない。
別の、もっと小型のスピーカーでなら、ステレオラジカセ的音出しもできるような気もしなくはない。

いま手元に、ぴったりのスピーカーシステムがある。
大きくはないし、重くもない。

一本10kgを切る重量である。
電車で運べない重さではないし、大きさでもない。

それでも7月3日は夏、もしくは梅雨である。
天気がよくて、さほど暑くなくて、
それに持っていこうという気力の三つが揃ったら、
このスピーカーシステムを持って鳴らしたい、とも考えている。

カセットテープ全盛のころのスピーカーシステムである。

Date: 6月 8th, 2019
Cate: audio wednesday

第102回audio wednesdayのお知らせ(ラジカセ的音出し)

ラジカセといえば、ひとつ、書き忘れていたことがある。
ドルビーのことである。

はっきりと思い出せないのだが、
あのころ(1974年ごろ)のラジカセ(モノーラル)に、ドルビーはついていたのか。
なぜか思い出せない。

このころのミュージックテープは、ドルビーが使われていなかった。
ミュージックテープにドルビーが使われるようになったのは、1980年ごろからか。

ミュージッテープを購入して聴くときはドルビーは関係ない。
テープヒスがストレートに出てくる。

実というと、ドルビーがかけられているミュージックテープは一度も聴いたことがない。
私が中学生のころ聴いていたミュージックテープは、
すべてドルビーなしだった。

十年ほど前に、グラシェラ・スサーナのミュージックテープを、何本かヤフオクで入手した。
聴く予定もなかったが、安かったからだ。

当時ミュージッテープの価格は、一本3,000円超えていた。
それが中古になって、一本百円から数百円程度で入手できた。

高校生になりカセットデッキを購入してからはドルビーは使っていた。

なので私にとって、ラジカセはドルビーなし、
カセットデッキはドルビーあり、というイメージがいまも残っている。