「ラジカセのデザイン!」(続×六・余談)
スピーカーの型番もアンプの型番も四桁の数字だけで揃えるのならば、
アナログプレーヤーもそうしたい。
数字だけの4桁の型番のアナログプレーヤーは、すぐに思い浮ぶ。
デュアルがそうだ。
1019、1219、1249などがある。
最初の二桁がターンテーブルプラッターの直径をインチで表していて、
1019は10インチ、1219、1249が12インチ(30cm)となっている。
スピーカーのウーファーの口径が10インチだったら1019をあえて選ぶということも考えるけれど、
4411のウーファーは12インチ口径だから、1219、1249のどちらかを選びたい。
デュアルのアナログプレーヤーは、とにかくハウリングに強いことで知られている。
この点でも、本棚にスピーカー、アンプ、プレーヤーを収めようとしているだけに、
ハウリングマージンの大きさは重要な項目だから、デュアル以外のプレーヤーは選びにくい。
ここまできたらカートリッジも、ということになるけれど、
思い出したのはラウンデールリサーチの2118。
たしかに数字だけの四桁の型番なのだが、ここでの組合せの意図には似合わない。
音の傾向としても、4411、マランツの1250とは違うところにあるカートリッジだから、候補から外す。
そうなると、厳密には四桁の数字だけの型番ではなくるけれど、
数字の前には何もつかない、ということで、エンパイアの4000D/IIIを、ここにはもってきたい。
チューナーはプリメインアンプと同じマランツにしたい。
四桁数字の型番のマランツのチューナーは、2100と2120がある。
とここまではわりとすんなり決めていけるのだが、CDプレーヤーだけは見つからない。
四桁の数字のつくモデルは数多くあるけれど、数字だけの型番のモデルはなにがあるだろう……。