Date: 8月 26th, 2009
Cate: MC2301, McIntosh, ショウ雑感
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2008年ショウ雑感(その2・続×十三 補足)

同時期に発売されていたマッキントッシュのMC2105とMC2205とでは、
電源トランス、オートフォーマーの並びが異なる。

発売が先のMC2105では、フロントパネルの裏側に、
電源トランス、オートフォーマー、オートフォーマーと並んでいるのに対して、
MC2205では、やはりフロントパネルの裏に配置されているが、並びは電源トランスが中央で、
両端にオートフォーマーというふうに変更されている。

だから、今後、マッキントッシュのパワーアンプが、MC2301と同じ筐体構造になるとしたら、
エソテリックのA100のトランス配置と同じにはならないと判断できる。

マッキントッシュのパワーアンプは、トランス(オートフォーマー)には、
必ずケースがかぶせてある。
A100で、左右チャンネルの出力トランスをまとめて、ひとつのケースをかぶせ、
電源トランスはケースなし、となっている。

トランス(オートフォーマー)同士は干渉する。
干渉を低減させたければ、シールドケースをかぶせるのが手っとり早い方法だが、
私は、できるだけトランス(とくに信号系のトランス)にはケースはかぶせたくない、と考えている。

シールドケースを使わなければ、トランス同士の間隔を広くとることを求められる。
ならば、電源トランスだけをシールドし、中央に配置すれば、
出力トランス(オートフォーマー)同士の間隔は、必然的に広くとれる。

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