Noise Control/Noise Designという手法(その34)
ツマミの変更に関しては、コントロールアンプよりもはやくパワーアンプで行われていた。
C26、C28が現役の終りにちかいころに登場したMC2205、MC2125は
すでにC32、C29などと同じツマミを使っていた。
だから不思議なのは、MC2500である。
1980年から1981年にかけて登場したMC2300の後継機MC2500のツマミは、
すでにアンプもチューナーも新しいツマミに統一されていたにもかかわらず、MC2300と同じツマミのままだった。
最初MC2300と同じシルバーパネルだったMC2500はしばらくしてブラックパネルになったものの、
ツマミはそのまま。管球式のMC3500からのツマミから変更なし。
このシリーズのツマミが変更されたのは、MC2600になって、である。
MC2205の登場は1973年ごろ、MC2600は1990年。
17年かかって、パワーアンプすべてのツマミが変更されたことになる。
このことは、ツマミだけからとらえてみれば、
MC2300の一連のシリーズが改良モデルではなく、新モデルとして登場したのはMC2600ということになるのか。
たしかにMC2300とMC2300の外観上の違いは、ツマミの数が3つから4つに増えたこと、
あとMC2300の天板に印刷されてあったブロックダイアグラムとスペックがなくなってしまったぐらいである。
MC2600では、メーターの位置がそれまで左寄りだったのが中央に配されて、
それにともなっての変更が加えられている。
当時聴いた音の印象(といっても同時比較試聴ではなく記憶の上での比較)では、
MC2300とM2600のちょうど中間にMC2500が、というよりも、
MC2600寄りにMC2500(特にブラックパネル)は位置する、と感じていた。
それでも、あえてツマミにこだわれば、
MC2105がMC2205に、MC2505がMC2125に、C28がC29に、C26がC27に変ったと同じ変化は、
MC2600になってから、というのが、もしかするとマッキントッシュの見解かもしれない。
ツマミが変り、コントロールアンプもパワーアンプも新しい世代になったということであり、
同時にマッキントッシュのアンプのノイズの粒子も、新しい世代になっている。
REPLY))
喫茶茶会記では
2014/5/5より
カフェルームの音響設定を
アキュフェーズjのC280,P102
の構成から
Mcintosh C27,MC2505の構成にいたします。
スピーカーはグルンディッヒの駄円とジーメンスのツィーターの2wayです
今後とも宜しくお願い申し上げます
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第一水曜日 PM7:00-
月例会会場
喫茶茶会記