Date: 2月 21st, 2009
Cate: 真空管アンプ
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真空管アンプの存在(その32)

マークレビンソンもカウンターポイントも、創業時は、どちらもガレージメーカーと呼ばれる規模から、だった。
それでもマークレビンソンは、それまでのトランジスターアンプと比較して格段のSN比の高さを誇っていた。
音に関しては、人それぞれ評価は異るだろうから、ここではあえて言わないが、
少なくとも性能面において、素晴らしい面を誇っていた。

カウンターポイントはどうだろう。
それまでの真空管アンプ、つまりマランツ#7やマッキントッシュのC22などの、
真空管アンプ全盛時代の、つまり20数年前のアンプと比較して、性能面で圧倒的に優れていたといえるだろうか。
SN比、安定度の面で、少なくとも、私は不満を感じていた。

この項の最初のほうで述べたように、なにもカウンターポイントに限ったことではない。
なのに、カウンターポイントばかりを取りあげるのは、
前述したように、SA5000(3000)で、それらの不満点をほぼ解消しているからだ。

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