瀬川冬樹氏のこと(ロジャース PM510・その10)
(その9)を読まれた方の何割かは、LS3/5Aを嫌っている、あまり高く評価していないと受け止められたようだ。
そうではなくて、ロジャースのLS3/5Aの15Ω仕様は大好きなスピーカーだし、いまでも手に入れたいと思いつつも、
ヤフオク!を眺めていると、とんでもない金額で落札されていて、
遠い存在のスピーカーになってしまったなぁ──、と思うしかないし、ならば今時のレプリカモデルに手を加えて、ということを考えてしまう。
LS3/5Aの15Ω仕様と11Ω仕様の音に違いについて、時々きかれる。
どちらであっても他のスピーカーと比較すれば、LS3/5Aであることに違いはないのだが、
それでも直接比較でも、記憶の中での比較でも、違う、といえる。
細かく書いていけば幾つもあるが、些細なことだったりするが、私が個人的に大きく違うと感じるのは、低域の腰の強さだ。
11Ω仕様モデルは、15Ω仕様よりも弱い。同じスピーカーユニットなのにも関わらず、この差は、私には大きい。
11Ω仕様をもつ友人宅に、15Ω仕様のLS3/5Aを持っていったことがある。そして、なんとか15Ω仕様に近づけられないか、と頼まれた。
ネットワークを15Ω仕様のモノにすれば、と、いっても、それは当時はけっこうたいへんなことだった。
なので、ある方法を提案した。かかった費用は三十数年前で数千円ほど。
効果は大きかった。その音をいま思い出すと11Ω仕様を手に入れて、また試してみるのもいいかも、ぐらいには思っている。
REPLY))
It’s fascinating to hear about the nuances between the 15Ω and 11Ω LS3/5A models. I hadn’t realized that small differences like the low-end strength could have such a noticeable impact on the overall sound. The DIY approach you mentioned sounds like a fun way to get more out of the speakers!
REPLY))
既にNano Bananaさんもおっしゃっている通りで、驚きました。脳腫瘍で大学院生のうちに亡くなった友人が机の上にLS 3/5Aをおいて、38Qで鳴らしていました。彼の葬儀の後に、僕は職について、学生時代から使っていたクライスラーのパーフェクトを別の後輩に渡して、BCIIを購入しました。そんな時代のことを思い出しつつ読ませていただいています。
その後ボーズ博士のスピーカー新理論が雑誌を賑わすようになったのを覚えています。MITではコンピューターで作曲できるか実験していた時代が終わりつつあったかなとも。