オーディオ・システムのデザインの中心(その35)
2020年末まで四谷三丁目でやっていたaudio wednesdayは、2024年から狛江でやっている。
スピーカーも違う、アンプも違う、部屋も違う。いろいろと違う中で、私がいまいちばん意識していることは、
コントロールアンプを使うことが増えてきた、である。
四谷三丁目のころは、アンプはマッキントッシュのプリメインアンプだったから、
コントロールアンプを使うことはあまりなかった。
全く使わなかったわけではない。
マークレビンソンのLNP2を鳴らした方もある。
マッキントッシュのプリメインアンプにはパワーアンプ部への入力端子がある。
コントロールアンプ部をパスしてパワーアンプとして使ったわけだが、
マークレビンソンとマッキントッシュの組合せが決していいとほ思っていないが、
それでもLNP2の存在感を十分すぎるほどに感じられた。
このころはパワーアンプとして使うこともけっこうあった。
2024年は使ったり使わなかったりだったのが、2025年は使うことの方が多い。
アインシュタインのコントロールアンプも使っていたし、マランツのModel 7をメインのコントロールアンプとして使っている。
野口晴哉氏のリスニングルームにはマッキントッシュのC22もあって、
今年、整備されて使えるようになっている。
C22も使おう(鳴らそう)と思いながらも、Model 7を選んでいる。
深く考えてのModel 7ではなかったけれど、こうやって改めて考えてみると、
野口晴哉氏のオーディオシステムのデザインの中心として選んでいたのかも──、と思い始めている。