Date: 2月 2nd, 2025
Cate: ショウ雑感
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インターナショナルオーディオショウの音(その2)

インターナショナルオーディオショウでのエソテリックのブースは、
いつ行っても人でいっぱいである。
あまり人がいないと感じたことは、これまでないくらいに、
人気のブースともいえる。

それだけの人が来るブースなのだから、ひどい音ということはなかろう、とか、
ひどい音のブースに人が集まるわけはないのだから、
エソテリックのブースが、ひどい音というのは、
お前の独りよがりな感想だろう、と思われて仕方ない。

それでも、エソテリックは安定のひどい音を聴けるブースであった。
過去形にしたのは、ここ二年ほどは、ひどい音でなくなってきたからなのだが、
それでも今年、来年は、どうなるかはなんとも言えない。

以前、別項で書いているが、2009年の音は、それまでのひどい音ではなくなっていて、
これからは期待できるかとも思ったけれど、そうでもなかった。

タンノイのスピーカー、
アヴァンギャルドのスピーカー、
自社製のアンプやプレーヤーでの音出し。

いずれも世評は高いモノばかり。
なのに……、である。

もっと言えば、エソテリックはプログラムソースも手掛けている。
2007年に、サー・コリン・デイヴィスのベートーヴェンの序曲集のSACDを出した。
これが最初である。

2007年のインターナショナルオーディオショウでは、
いくつかのブースで、このSACDがかかっていた。
もちろんエソテリックのブースでもかかっていた。

2007年のショウで、私が聴いた範囲でダントツでひどい鳴り方をしていたのは、
エソテリックのブースだった。

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