2024年をふりかえって(その6)
むかしから、詩、俳句、短歌が苦手だった。
作るのだけでなく、読むのも苦手意識がつきまとう。
それでも十年くらいに一度くらい、
ものすごい──、そんなふうに胸を抉られるような作品と出会うことがある。
今年は、それがあった。
河野裕子氏の歌だ。
「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」
いまごろ知ったのか、と呆れられてもいい。
とにかく、今年は、この歌に出会えた。
それだけでいい、と思っている。
むかしから、詩、俳句、短歌が苦手だった。
作るのだけでなく、読むのも苦手意識がつきまとう。
それでも十年くらいに一度くらい、
ものすごい──、そんなふうに胸を抉られるような作品と出会うことがある。
今年は、それがあった。
河野裕子氏の歌だ。
「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」
いまごろ知ったのか、と呆れられてもいい。
とにかく、今年は、この歌に出会えた。
それだけでいい、と思っている。
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