Date: 5月 6th, 2024
Cate: audio wednesday
Tags:

audio wednesday (next decade) – 第四夜を終えて(その6)

アルテックの604が、604Eから604-8Gになった際に、
インピーダンスが16Ωから8Ωとなった。
その理由として、トランジスターアンプにとって16Ωよりも8Ωのほうがパワー的に有利だから、
そんなことがいわれていた。

たしかにトランジスターアンプの場合、16Ω負荷よりも8Ω負荷のほうが、
パワーは二倍になる。

けれど、この理由づけは、中学生の時に読んだ時から少し疑問もあった。
真空管アンプの場合、出力トランスを備えているから、
負荷が16Ωであろうと、8Ω、4Ωであってもパワーは同じである。

なのに、真空管アンプ時代のスピーカーのインピーダンスは、
16Ω、15Ωと表示されているものが大半だった。

ウェスターン・エレクトリックの757Aも、そんな真空管アンプ時代のスピーカーである。
757Aの時代、トランジスターアンプは存在していなかった。

ならば当時の常識で捉えるならば、757Aのインピーダンスは16Ωと思ってしまう。
けれど実際は4Ωである。
8Ωでもなく4Ωである。

757Aのネットワーク702Aは、
28μFのコンデンサーと0.91mHのコイルからなる12dB/oct.のスロープ特性てある。
クロスオーバー周波数は、ほぼ1kHzである。

なぜ4Ωなのか。
コイルの値を小さくしたかったからではないのだろうか。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]