Date: 2月 9th, 2024
Cate: 戻っていく感覚
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戻っていく感覚(「風見鶏の示す道を」その19)

2月7日のaudio wednesday (next decade) では、
1月では横長で使ったけれど、スピーカーの性質が大きく違うこともあって、
縦長でのセッティングとなった。

聴いていて、ふと気づいたことがある。
この部屋のプロポーションは、どこか列車(電車)の車輌のようだ、と。

そして私を含めて、その場で聴いている人は、同じ車輌に乗り合わせた乗客だ、と。

現実の電車がそうであるように、乗っている人たちはほぼ見知らぬ人ばかりである。
偶然、その電車(車輌)に乗り合わせた人たちといえる。

そんなことを考えていた。
そして、その行き先は鳴らしている音楽が示していることも。

そんなふうに感じてしまうのは、黒田先生の「風見鶏の示す道を」を読んでいるからだ。

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