Date: 9月 20th, 2023
Cate: 現代スピーカー
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アクティヴ型スピーカーシステム考(その4)

メリディアンのDSP8000 XEを聴いていて、思い出したスピーカーがある。
8月に、伊勢丹新宿店 本館五階には、B&Oショップで聴いたBeolab 90のことだ。

Beolab 90も、DSP8000 XE同様、アクティヴ型スピーカーシステムで、
価格は一千万円を超える。

Beolab 90を聴いた時間は短い。
じっくり聴いたとはいえないのだが、それでもBeolab 90の良さは感じとれた。
いいスピーカーシステムだな、と思いながら聴いていた。

このことはDSP8000 XEと同じである。
DSP8000 XEに関しても、じっくりと聴くことはできたけれど、
DSP8000 XEそのものセッティングを自分でどうにかできたわけではなく、
DSP8000 XEクラスのスピーカーシステムには、空間的に狭いこともあって、
個人的にはもっと左右の間隔をぐっと拡げたい、
その音を聴いてみたいとも思っていた。

DSP8000 XE、Beolab 90、
どちらもバランスがよい。

Beolab 90で、DSP8000 XEの時のように、聴きたい音楽を好きなだけ聴くことができたら、
《ほとんど完璧に近いバランス》と感じたことだろう。

一千万円を超えるアクティヴ型スピーカーシステムは、この二つの他に、
リンの360 EXAKTがある。

360 EXAKTはまだ聴いたことがない。
それほど関心も持っていなかったけれど、
Beolab 90、DSP8000 XEと聴いて、360 EXAKTはどうなのか。

ステレオサウンドあたりが、一千万円を超える、
これらのアクティヴ型スピーカーシステムの特集記事を企画しないものだろうか。

とはいっても、通り一遍の比較試聴では、たいしておもしろい記事にはならないけれど。

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