ベートーヴェン: ピアノと管楽のための五重奏曲
ベートーヴェンのピアノと管楽のための五重奏曲。
よく聴く曲ではない。
ディスクも持っていないわけではないが、
積極的に購入してのディスクとは言えなかったりする。
前回、この曲の聴いたのはいつだったのか、もう正確には思い出せないほど聴いていない。
今日、ふと思い立ってTIDALで聴いていたところだ。
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そして他に、ちょっと変ったところでは、初期の作品で、ピアノと木管のための五重奏曲・変ホ長調・作品16、ピアノをウラディミール・アシュケナージが弾き、ロンドン・ウィンド・ソロイスツとの合奏の1枚だ(SLA6247)。これも、新しい録音ではないし、今、買えるかどうかはわからないが、これは大変録音がいい。アシュケナージも、今とちがって清新で、大家の風格というより、純粋で単純といってよい快演である。
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菅野先生が、朝日新聞社が発行していた「世界のステレオ」に、
「ベートーヴェン 私の愛聴盤」のタイトルで書かれていた短い文章に、それは出てくる。
さきほどまで聴いていたのも、アシュケナージとロンドン・ウィンド・ソロイスツによる演奏だ。
「世界のステレオ」は、オーディオブームだったころに出ている。
1970年代後半のオーディオのムックである。
菅野先生の「ベートーヴェン 私の愛聴盤」は、ずいぶん以前に読んでいる。
それでも、この菅野先生の文章に登場するディスクのなかで、
アシュケナージの、このディスク(録音)だけは聴いてこなかった。
特に、これといった理由があるわけではなく、なんとなくでしかない。
アシュケナージも、いつのころからかすっかり大家になってしまっている。
岡先生は、1980年代からのアシュケナージの演奏を高く評価されていた。
岡先生と菅野先生、二人のベートーヴェン対談を聞きたかった。