Date: 8月 14th, 2022
Cate: ディスク/ブック
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SATURDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO(その7)

“FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”と“SATURDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”。
聴いてどうだったのか。
どちらがいいのか、どちらが人気があるのか。

昨晩、両方ともMQA Studioで聴いていた。
“SATURDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”を聴いたあとに、
“FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”を聴いていた。

“FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”が1980年12月5日、
“SATURDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”が1980年12月6日。
けれど、その録音が発売になったのは、1981年と2022年である。

“FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”は、これまで数え切れないほど聴いてきている。
最初はLPで聴いて、CDで聴いて、SACD、そしてMQA Studioで聴いている。

“SATURDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”は、昨晩が最初である。
MQA Studioでしか聴いていない。

聴いてきた長さ、その他もろもろが違いすぎる。
そして1981年に、“SATURDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”も同時に発売になっていたら、
いまとは違う比較をしていただろうし、感じ方も違っていたであろう。

でも、現実は四十年ほどの開きがあって、
“FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”と“SATURDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”である。

しかも“FRIDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”は、
別項でも何度か書いているように、ステレオサウンドの試聴室で、
アクースタットのコンデンサー型スピーカー、Model 3で聴いている。

それゆえの衝撃の大きさ、強さがある。
ほんとうに強烈な体験だった。

“SATURDAY NIGHT IN SAN FRANCISCO”は、そうではない。
それに昨晩聴いたばかりだ。

正直、比較する気は私にはまったくない。
どちらも聴くと楽しい。

それでいい、と思っている。

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