Date: 4月 12th, 2011
Cate: 朦朧体
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ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(その42)

スピーカーのセッティングの基本は、
ふたつのスピーカー、聴取ポイントをそれぞれ頂点とした正三角形を形成すること。

部屋の状況、スピーカーシステムによっては、厳密な正三角形が必ずしもベストではないものの、
それでもスピーカーシステムのセッティングの基本であり、大原則は正三角形である。

この正三角形がなぜ大事なのかは、自分で録音をしてみるとただちに理解できることである。

最初は正三角形になるようにスピーカーシステムを置く。
このときスピーカーシステムの振りも、聴き手に向うようにする。
こうすればスピーカーシステムのエンクロージュアの左右の面は聴取位置からはほとんど見えなくなる。

ここからさきは実際に音を聴いて、少しずつ置き位置、スピーカーシステムの振りを変化させていくわけだが、
スピーカーの振りを変えていくことで気がつくのは、エンクロージュアの側面からの響きと、
スピーカーユニットからでてくる音との比率(溶け合い方)だ。

奥行きの短いスピーカーシステムよりも、奥行きの長い(つまり側面の面積の広い)方が、
このことはよりはっきりと聴きとれる傾向がある。

最初はスピーカーシステムの角度を振らずに、聴取位置を左右どちらかに大きくずらしていく。
そうすれば左右のスピーカーシステムから等距離にある本来の聴取位置ではほとんど見えなかった側面が、
すこしずつ見えてくる。つまりエンクロージュア側面から輻射される音の比率が高くなってくる。

響きのいいエンクロージュアならば、この側面からの輻射が心地よい響きを加味していることに気がつくはずだ。

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