MQAのこと、TIDALのこと(MQAとMQA Studio)
MQAに関心のある人ならば、MQAとMQA Studioとがあるのに気づかれているはずだ。
e-onkyoでもそうなのだが、MQAとMQA Studioがしっかりと区別されている。
MQA対応のD/Aコンバーターでは、
MQA再生を示すLEDの色が、MQAでは緑、MQA Studioでは青になる。
TIDALでも、MQAのタイトルは緑の丸、MQA-Studioのタイトルには青の丸がつく。
MQA-CDの場合、再生してみると、緑がつくディスク、青がつくディスクとがある。
これまではMQAとMQA Studioに音の差があるのか、
比較することはできなかった。
e-onkyoでもMQA-CDでも、どちらかだし、
MQAとMQA Studio、両方があるわけではなかったからだ。
それがTIDALには、いくつかのタイトルで、MQAとMQA Studioの両方がある。
しかもサンプリング周波数が同じタイトルがある。
44.1kHzがMQAで、48kHz、96kHz、192kHzがMQA Studioというのもけっこうある。
こういうのは音の違いがあってあたりまえだから、いい。
気になるのは、
同じサンプリング周波数で、MQAとMQA Studioに音の差があるのかだ。
すべてを聴いているわけではないが、
サンプリング周波数が同じでもMQAとMQA Studioだと、差が認められる。
とはいえ、大きな差ではない。
MQAとMQA Studioが、同じサンプリング周波数であったならば、MQA Studioをとるが、
ほとんどのMQAタイトルではどちらか片方だけなのだから、
気にしても仕方ないことでもある。