2021年ショウ雑感(その11)
(その10)へのfacebookでのコメントに、
日本オーディオ協会の存在意義があるのか、とあった。
OTOTENが二年続けて中止ということになると、
日本オーディオ協会の存在意義は? ということに疑問をもつ人も増えてくるだろう。
インターナショナルオーディオ協議会に関しても、そうなるであろう。
日本オーディオ協会は、
OTOTENというオーディオショウを主催している。
オーディオマニアにとっては、これがいちばん目に入る活動である。
それからJASジャーナルを発行している。
以前は毎月発行されていたと記憶している。
それがいつのまにか隔月刊になっていた。
今年になって季刊になった。
一年間に12冊出ていたのが、いまでは4冊になってしまった。
日本オーディオ協会はfacebookをやっている。
といっても、日本オーディオ協会の投稿は、
その大半がオーディオ関係の記事へのリンクである。
こんなふうに書き連ねていくと、
日本オーディオ協会の存在意義はないのでは? と思われる人もいるだろうが、
その人たちに向って、そうじゃないです、と何かいえるかというと、
私も日本オーディオ協会の活動について、いまどうなんだろう……、という程度のことしか知らない。
なので何もいえない。
日本オーディオ協会のウェブサイトをみれば、
活動の詳細はある程度わかる。
個人会員になるメリットも公開されている。
でも、そこに書いてあるのを読んで、個人会員になろう、と思う人はどのくらいいるのか。
昔、山手線で原宿駅に到着すると、日本オーディオ協会の入っているビルが見えた。
いまはそこにはいない。