Date: 12月 28th, 2008
Cate: 挑発
Tags:

挑発するディスク(その4)

DSTを取りつけて、まずは、ひとりで聴いた。

カザルス/マールボロ音楽祭管弦楽団のベートーヴェンのディスクは国内盤で、
宇野功芳氏が解説を書かれている。

触れれば手から血が出る、こんな表現を使われていた。

DSTが鳴らしたカザルスは、まさしく触れれば手から血が出る音。
それも他のプレーヤー、他のカートリッジではカミソリの刃ぐらいだったのが、
DSTでは、おそろしく切れ味の良い刃物になる。質量のある切れ味だ。

若さもあってか、この音には惹き込まれた。

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