Date: 4月 5th, 2020
Cate: 電源
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スイッチング電源のこと(その9)

別項で書いているように、
メリディアンの218は、ルンダールの絶縁トランスLL1658を介して、
AC 100Vを200Vにしている。

ほぼ一週間この状態で聴いている。
もう元(AC 100V)に戻す気はない。

どんなふうに音が変化したのかは、
4月1日にやる予定だったaudio wednesday終了後に書くつもりでいた。
audio wednesdayに来てくれた人に、何の先入観もなしに聴いてもらいたいと考えたからだ。

4月1日にやる予定だったテーマ、218+αは、5月6日に行う。

LL1658を使っての最初の音は、よかった。
それでも新品ということもあって、多少は馴らし運転の時間も必要だろうと、
一枚目と二枚目のディスクは、それぞれ二回ずつ聴いていた。

約三時間聴いたあとに、
バーンスタイン/ベルリンフィルハーモニーによるマーラーの九番を鳴らした。
MQA-CDである。

これまで通常のCD、SACD、MQA-CDで聴いてきている演奏(録音)だ。
にもかかわらず、こんなにも背景雑音が多かったことに気づいた。
バーンスタインらしき声も、そうだ。

これらはそれほど小さな音なわけではない。
これまで聴いていたときも、耳には入ってきていたはずだ。

ライヴ録音なのだから、これらの背景雑音があるのはわかっていた。
これまでも気づいていたけれど、これほどとは感じていなかった。

つまり、今回改めて気づいた背景雑音を含めて、すべてが生々しい。
だからこそ、これまで耳に入ってきていても、
気にも留めることがなかった音が、はっきりと聴きとれる。

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